デジタル化進捗状況2019-12-28

12/28現在3400タイトルまで進んでいる。
LPがあと700枚くらいにCDがあと900枚くらい、
それとカセットが200本。
その他メディアは再生機がないのでできそうにない。
(処理済みのものはタイトル数で表しているから
実ディスク数とは違う数字になる。)

2018年1月の頃は1400タイトル当たりだったから
この2年間で2000タイトル進んだ。
相当なスピードで来たといえる。

数十枚からの行方不明のディスクがあると気づく。
ほぼCDで、何割かは貸している記憶があるのだが、
誰にいつ貸したか定かではない。
あとのものは貸した記憶もない。どこに消えたのやら。

貸した相手を覚えているものも幾らかはあり、
連絡したところ借りた記憶がないらしい。
さてどちらの記憶が正しいのやら。

過去には、また貸しされ、
貸した相手と違う相手から返却されたこともある。
貸した相手が自分のものと思い込んでいたこともある。
そんなこんなで
たぶん戻ってくることなんてないんだろうなあ。
結構お気に入りのものもあるだけに残念。

カセット・デッキ買った。2019-12-27

SONY TC K222ESJは結局治らなかった。
躯体を分解し、ユニットを取り外しベルト交換したところ、
組みなおす際に大失敗してしまった。
キャプスタン軸を痛めてしまう。
結局再生不可能になってしまった。

中古品を買おうかとも考えたが、
いまいち信頼できそうにないから、
唯一の新品購入が可能な機種
TEACのAD-850を買うことにした。
3万5000円ほどの出費になったが仕方ない。
テープ資産のデジタル化のためだ。

カセット・デッキが滅びてから10と幾年。
この短期間でこれほど劣化したのかと驚く。
周波数特性は50~12000Hz 
ワウフラは0.25%、SN比は59㏈。
当時の安物の機種にすら及ばない。
ドルビー・NRやバイアス調整機構もない。
カセットトレイは滑らかさのかけらもなく
全体に安物の作りにしか思えない。

もし当時の高級機並みのものを作れば
一体いくらになってしまうのだろう。
作ったところでさほど売れるとは考えられないので
レコードプレイヤーより高価になるのは間違いなさそうだ。

それでもL-カセットやLDより幸運だった。
とりあえず再生可能な環境は作れたのだから。

失念していたこと2019-10-31

上を見たらきりがないのがオーディオの世界だから、
全セットを合わせて230万円程度のシステムは、
(メイン160、サブ50、サード25)
ごくささやかなもの。
そうはいっても、退職して無収入の者には過ぎた贅沢なのだ。

MA6800とS3100を、
それぞれに修理」、エッジ交換したことで
おおらかな音が堪能できる。

プレーヤーはけなげに働き、
新調したCDプレーヤーも機嫌よく働く。
音源化は3200タイトル近くまで進み、
残すところ200タイトルくらいかと。
身の丈に余る環境にある。

だから満足しなければならないのだ。

だが、MA6800を修理するなら、
あと一点の修理を思い出せなかったのが悔やみとして残る。

使用していない端子にはキャップをかぶせていたのだが、
修理に出すときにCD1端子にはキャップがないのに接続がなかった。
あまり考えることなく、修理に出したのだが、
実はこれが悔やみのもとだ。

CD1端子は再生には問題ないが録音時に片チャン落ちしていた。
だからCD2に差し替えたことを思い出した。
今回の修理ではRECが回復していない。
東瀬㎜不具合を伝えていないのだから治るはずがない。
録音時に全くの無信号ではなく、
L側は正常レベルで、R側が約70㏈低くなる。
CD1いがいのRECはどこも正常なので、
入力からRECへの配線のどこかで部品が劣化しているのだろう。
この経路を確認してもらったらよかったと悔いている。

今一度修理に出す気力はない。

MA6800は本体重量が30Kg を超える。
元箱に入れれば40Kg 近くになるんじゃなかろうか。
元箱はしっかりしすぎているといってよく重い。5Kgほどあるのでは。
そのうえで持ちにくいから、より重さに苦しくなる。
玄関から車まで抱え運べばぎっくり腰を招きかねないのだ。

CDプレーヤーとアナログ・プレーヤにDS-DAC 10Rを接続するだけ。
端子は余っている。
修理していなくとも聞くのに支障はない。
もし誰かに譲ることがあるなら問題アリだが、
ゆずるきもないから、ま、いっか。

教訓。
修理に出すなら不具合すべてを把握してから出すこと。
うん。

MA6800修理完了2019-10-29

先週に修理見積もりの連絡が来て、
わずか5日程度で修理が完了し、
川口無線から日曜に引き取り依頼の電話があった。

早速昨日引き取ってきた。

修理代金は税込み53020円。
高いか安いかと問えば、正直わからない。
買い換えようとしていたアンプでもそれなりに鳴ったろうと思う。
だけれど親しんできた音は満足していたから、
その音を生み出すアンプが正常になったのであれば文句はない。

が、修理しなくともLISTENには問題なかったから、
聞くことはできたはず。
問題はRECにあっただけとも言える。
最新アンプなら信号処理などでは進化しているだろうから、
ファイル化には有利だったかもしれない。
検討していたアンプは20万ちょっとだから
その後も死ぬまで使えただろうと考えると、
はてさて微妙な感じだ。
そもそもMA6800の購入金額は、確か40万程度だったよな。
1/8となると、ほんとわからない。
修理内容はRECスイッチの交換、フロントランプ交換、
グロメット交換に、ボリューム類の接点クリーニングに点検。
部品代を除くと技術料は20000円となる。

指摘していなかったボリューム類のガリもなくなり、
ランプのメイドも復活し明るくなった。満足度は高い。
やはり直してもらったのはよかったと思う。
たぶん修理代は安いのだ。

昨日アンプを交換し配線しなおし慣らしてみた。
いいなあ。PM16でも、それなりには鳴っていたけれど、全然違う。
腰が低く締まった低音、分解の良い中音。
残念ながら高域は耳が悪いので比較するすべがない。
それでも聞こえる範囲では気持ちよくなったかと思う。

それにしても25年も前のアンプを修理引き受けできる。
国産の大手にはないサービス体制だ。
カセットデッキも、MDデッキも修理不可とされたことに比べて、
あまりの違いかと思う。
海外メーカーを見習ってほしいと思うのは僕だけではないだろう。
だいたい部品は流通しているののだから、
純正部品の保持期間を超えていても
代替汎用部品による修理は保証できないことを条件に
試すぐらいのサービスを提供してくれたら、どんなにうれしいか。
製品を愛用するユーザーの気持ちを考えて
修理依頼を受けてほしいものだ。

次々とメディアが変わる中、
気に入って購入したソフトが
再生機器がないことで複製をあきらめゴミにする。残念だ。
買ったソフトがあるのにDVDなりで買い替えるのもいかがなものかと。

レーザーとカセットをどうしようか悩んだままなのである。
ああ、再生機器を作った側で救済措置を施してほしいなあ。

デッキは修理できなかった。2019-09-20

SONYからの連絡ではベルトが切れているが
保安部品がないので修理不可能ということだった。
予想通りの回答であるが、やや落ち込む。

なんせ新しいデッキは入手できないのだ。

CD化していないテープmp相当数ある。
音源化の一環としてMDに落としていたものもあるが、
MDももはや絶滅した。

試しにMDもつないでみたが
あらあらディスクを読み取らない。
あちゃちゃちゃちゃ。
MDデッキも入手困難だ。
さて、どうしたものか。

技術力などこれっぽっちもないが
代用部品を購入して
一か八かで修理に挑戦してみるか。

この事態に、
いかにレコードが魅力あるものだったか
あらためて痛感する。

レーザーディスクもカセットテープもMDも
結構沢山あるのに、再生機がないとどうしようもない。

アンプが修理に2019-09-12

「はいら」の足がますます悪くなり、階段の上り下りができなくなってきた。
そこで2階での就寝をやめ1階で寝ることにした。
それにより音源化作業も一階で行うことにした。

DS DAC 10Rwo買い増し、メインシステムに接続、
いざ音源化しようとしたら、
RECセレクターが反応しない。切り替えができない。
長らく録音することなどなかったから以上に気が付かなかった。
いつからなのかもわからない。

電源のON/OFFでポジションは一つずつ進んでいく。
その時の信号には異常がないようだ。

25年たつのだものなあ。故障も仕方ないか。
新しいのを物色するか。
でも20万くらいしか出せんよな。
どうせ耳も壊れてるんだし、
無理してハイエンド機にこだわるのは意味がない。
プリメインアンプの楽さから候補はマランツPM12
川口無線で相談してみた。
PM12もよいアンプだけれど小音量では
低音が物足りないかもしれない。
S-3100との関係からなら立ち上がりから豊かな音量を示す
L-505uXILUXMANのかIL-550AXIIが良いのではとアドバイスされた。

購入を決意し、MA6800の症状を話すと、
一度修理を検討したらどうかという。
マッキンの音が好きなら、やっぱりLUXMANにしろMARANTZにしろ
十分に満足が得られるか疑問だし、
マランツでの買い替えならMA7200MA5300だろうが
予算的には数倍になるし、現代的な音にかわっているから
ちょっと感覚が変わるだろう。

で、MA6800を修理に出すことにした。

驚いたことにMA6800は中古市場で30万くらいしているではないか。
川口無線では「買った時より高価になっているくらいの…」
と言われたが、冗談だろうと思っていた。いやはや驚いた。

今2階からPM16を下ろしてきてS-3100を鳴らしているが、
音ははっきり変わる。
パワー的にはほぼ同等なので問題なくなっているのだけれど、
高音域の広がりと低音の豊かさでMA6800に及ばない。
今は違和感なく聞いているけれど、
変えた直後は物足りなさを感じた。

さて、修理代はいくら程になるやら。

カセットデッキが壊れている。2019-09-12

保有ソフトのデジタル化は3000タイトルを超えた。
昔、ライブをでんすけ等でとっていたものも含めたテープ音源も
いよいよデジタル化しようと、
カセットデッキに本当に久しぶりに電源を入れたら、
なんてことだ、テープが回らない。

モーターがおしゃかになったのか。
駆動系は何とか生きていて、ベルトがだめになっただけなのか、
なんにしても動かない。

入力は生きているようで、モニターにしたら
レベルメーターは反応している。これがTC K222ESJ
もう箸にも棒にも筆禍らないのがTC-D5M(デンスケ)
電源は入るが、やっぱりどうしようもないのがLoD D-W200.
出力を持つカセットデッキは全滅だ。

新しいデッキを求めようにも、ほとんどがしょぼすぎる。
TEACのCD/ カセットコンパーチブルが、
唯一というありさま。

買うも能わず、悩んでいたら、
販売店からSONYに相談してみてはいかがとアドバイスを受けた。

その言に従い、一昨日、サービスセンターに持ち込み依頼してきた。

カセット以外でもミニディスクも現行機種が見つからない。
レーザーディスクも現行機種はないから、
レーザーディスクのアーカイブ化も困難。
バックアップを外注に出すくらいなら
DVDに買い替えたほうが安いくらなので
この辺りも悩ましい。

20年ほど前に、セレナに乗り換えの際、
一部テープについては、将来再生機がなくなると恐れ
MDに落としておいたが、そのMDが絶滅危惧種。
MDデッキも引っ張り出して動作確認をしなければ。
MDデッキもTEACくらいでしか生産していないようだ。
MDはカセットと違って機材ごとの差は小さいと思うので、
修理までしようとは思わないが、
動くなら、ファイル音源化してしまわないと。

春一番などについてはCDに落としておいたから、
音源としては生きている。

このまま進めば、音楽は配信だけになるのだろう。
ディスクは、一部のコアな愛好家はいる間は販売されるのだろうが、
いずれ配信に淘汰されてしまうのだろう。

さみしいなあ。

古川豪 at 異議なし!2019-05-26

しばらくライブから遠ざかっている。
暇だが金はない。
そんなに遊びたおすことはできそうにないが
ぼちぼちライブにも出かけよう。しばらく前から思っていた。

古川豪さんは京都で活動し続ける方だ。
数年前に「なのりその森、ふうの町」をネットで発見し、
懐かしさもあり買わせていただいた。
そのとき、機械があればライブにも行きたいと記していたら、
七夕コンサートの案内を、ここ数年いただいくようになった。
行きたいなと思いながら、やはり京都は遠い。
ライブに行ったらビールのいっぱいぐらいは飲みたい。
せっかく行くのなら、いろいろなところにもよりたい。
なかなか犬がいると長時間家を空けるのがためらわれる。
葛藤の末、いつも見送り続けていた。

それが今年の案内では阿倍野まで来演に来るとあった。
で、行くことにした。

会場の「BAR 異議なし!」はこじんまりとした空間だ。
昭和の香りがいっぱいで、なんとも懐かしい。
昔の天王寺界隈の空気がある松虫駅前にある。
手書きの告知が、今風のおしゃれから遠い。
10名も入れば、もう身動きできそうにない。
そんな空間だから、奏者との距離は3メーターといったところ。
店主は、なんともおおざっぱで、商売っ気なく、
好きなものを、好きなように表現する。そんな御仁だ。
近くにあれば、入り浸ってしまうかも。

古川豪さんは、たぶんバンジョー弾きとしては屈指の人じゃないか。
ギターはオールピックでフィンガリング奏法でドライブし、
これがなんとも気持ちいい。
「トカトントン」や「ホーボーの子守唄」が懐かしい。
70年代に「羅針盤で星占いはできない」「原子力時代の子守唄」を
発表されていて、よく聞いていた。
春一番で思い出深いのは、77年だったか、
天王寺野音で、どこか上の空の聴衆を前に
PAなしで観衆を鼓舞した姿だ。

あれから30有余年。
どんな風な姿を見せていただけるか、期待していた。
やっぱり本物は違う。いってよかった。
古希が間近とは思えぬ力強さ。声の張り。
「なのりその森、ふうの町」に収められた曲たち、
彼が暮らした商店街を歌う時、
その人情が歌う姿から発散する。
そのほか「さのせ」が爆発し、
「トカトントン」や「ホーボーの子守唄」も歌ってくださった。
懐かしいフォーク名曲コード進行の種明かし
ピート・シガーへの憧憬など、客席との会話も興味深い。
内容充実、ほんまに良かった。

お客さんは少なかったのが残念だったけれど、
そのぶん濃い会話が聞けた。
どうやら現役の奏者さんと思しき方に
(追記・ちんどん通信社のジャージ川口さんでした)、
やはり昔日には歌っていたかと思しき山形からの来場者。
出てくる人物交流に目を白黒。
福岡風太、篠田昌巳、梅津和時etc. etc.
知っている名も多いが、知らない人も多数。
70年代からの、こぼれ話に目を白黒させるばかり。

小さな店で、なんか一人場違いな部外者が来ちゃった感もしたけれど、
居心地のいい時間がそこにあった。
また、誰かが来られるなら、お邪魔でなければ伺いたい。

デジタル化進捗状況2019-05-23

昨年1月に1450タイトル、7月に1850タイトル進んでいた。
今日2800タイトルを超えた。
円盤の数はそれより多く終わったこととなる。
ダブルアルバムや組み物もそれなりにあるからそうなる。
LPの場合は裏表で40分くらいが多いわけで、
CDはそれよりやや多いのが一般的だ。
で、1.4テラ(50分×2800)分になる。

CDにしろ、LPにせよ、
ソフトの置き場所にはかなりなスペースが必要だったが、
デジタル化すると場所がいらない。
昨今のハードディスクの容量なら
6000枚が一つの筐体に収容できる。
仮にDCDでファイル化を進めたとしても
20テラもあれば十分だから5台で済んじゃう。
なんとも恐ろしい時代になったもんだ。

ハードディスクをいくつか用意し複製を作っておけば、
曲ごとに、アーチストごとに、ジャンルごとにといった整理ができる。
そのようにして使い分ければ
ジャンルを超えた表現を楽しめるし、
カヴァー曲同士の比較なんてのも簡単にできるわけで、
便利なことこの上ない。

今のところ取り込んだものを保存する1台と、
曲ごとにばらしたうえでアルバム単位にして、
ジャンルごとに整理したものとの2構成にしているが、
将来的にはアーチストごとにしたものと、
曲ごとにまとめるものの4構成にしようかと思っている。
そうしておけばバックアップにもpなるので
クラッシュなどしても安心が担保できる。

その都度ソートをかければいいと指摘されそうだが、
最終的には7万ファイルくらいにはなりそうだから、
ソートする時間が惜しいと思うのだ。
ハードディスクの価格は4テラでも2万程度までだから
複数台運用したって費用は巨額になるわけもない。

ファイル化することでいろいろ便利なことがあっるけれど、

使っているソフトなり機器環境で
再生で不首尾が(ファイル再生時のタイムラグなど)発生してしまう。
そこは買い集めたソフトのほうが確実に再生できるからいい。

やっぱりアナログ人間なのだなあ。

ミュージシャンごとではコルトレーンとアイラーが
全所有ソフトのファイル化が終わった。
コルトレーンは「至情の愛」と「イン・シカゴ」が好きな1枚だ。
アイラーは「スピリチュアル/ユニティー」だとか
「ベルズ」などといったところが評判がいいが、
個人的には「スピリット・リジョイス」がいいと思う。

個々のミュージシャンの記録を聞きなおしているうちに、
好みがかなり変化したことに気づく。
これからはそれらを少しずつ書いていきたい。

デジタル化進捗状況2019-05-03

2750タイトルが済んだ。

枚数ではなくタイトル数、
ダブルアルバムやそれ以上の組み物に、
By Request ; Kenny Drewのような、
何枚かに分けて出されたものもあったりで、
円盤の数=タイトル数というわけにはいかない。
ディスク数だけなら2800枚を大きく超えているはずだ。
2月以降ならEddie Condonの5枚組をはじめ
結構沢山なセット者もあった。

LPはいよいよ80%台に届き、
CDも30%くらいまで来たと思う。
.
が、段ボールに詰めたまま整理していないものも5-6箱あるから、
全量なら60%くらいといったところか。

この調子を続けたとしてあと20か月くらいかかるんだろうなあ。