魔女の隠れ里 夢水清志郎事件ノート2009-05-13

はやみねかおる   講談社   552円

『そして五人がいなくなる』『亡霊は夜歩く』『消える総生島』
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/04/16/3126767
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2006/08/06/473870
に続く、名探偵夢水清志郎事件ノートの第4弾。

シリーズも冊数を重ねるたび、徐々に子供向けらしい一面を見せてきています。
前作など、大掛かりな仕掛けを施しているあたり、
事件の実現性より、子供が喜びそうな方向にシフトさせている。

本作品は陰惨な復讐譚になりかねないものを、
結局のところ誰も死なない形で纏め上げ、
復讐をむなしさというキーワードで締めくくる辺りが、
子供向けの物語作家としての良心かと思う。

その一方で、肉親への歪んだ愛情が尊属殺人を引き起こしていたとする、
通常の精神状態ではないものを描いているあたりは怖い。

本作品は、一本のシュプールがひとつの気を挟み込んで付く謎を追う一部と、
笙野之里で繰り広げられる魔女による恐怖の推理ゲーム。
背景には20年前に起きた家族失踪事件があった。

意外性のある結末は、また大人の鑑賞に堪える作品へと仕向けている。
第一部はご愛嬌。

大人の鑑賞にたえるといっても、事件の処理などでは、
現実の警察組織のありようを反映していないので、本格推理と思われないことだ。
あくまでプロットがしっかりしているという意味で、
トリックなどは実現性に困難さがあったりします。
ちょっと偶然の要素に頼ってしまっている点も減点対象。
それでも楽しく読めました。

嘱託警察犬試験結果。次の土曜日はIRO(B)2009-05-13

『そらん』嘱託警察犬試験に向かう。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2009/04/14/4244424
『そらん』嘱託警察犬試験から戻る。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2009/04/15/4246142

二つの記事で触れていた試験の結果が出た。
やはり予想通り選ばれたのはもう1頭の犬だった。
今回は大阪府警が選んだ犬はすべてシェパードだったということだ。

不合格とは言え、並居る優秀な犬たちに混じって、
同じくらいの成績を残す『そらん』はえらい。
飼い主は『そらん』の爪の垢をいただかなければならないのかも。ね。

それから週末は国際救助犬認定試験がある。
今度こそ合格してくるように。
集中力阻害要因は『はいら』とお留守番しています。

熟練と服従は文句なし。
全員見つけ出せれば合格できる。
天気予報は雨らしい。雨なら匂いが取りにくくなるとのことで、
またまた運に見放されているのか?
ガンバってくるのだぞ!


写真は訓練士さんのグランドで訓練の合間にじゃれあう2頭です。

アークエンジェルズ、HPリニューアル後に手を加え続ける。2009-05-13

昨日触れたAAのAAによるAAのためのサイト・ニューアル。
「敗訴後のアークエンジェルズ 」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2009/05/12/4300064
初期状態の不都合に気が付いてか、
昨日から断続的に変更が加え続けられている。
少なくとも2回、トップページが書き換えられている。

最初にアップされたときは、サイト内のリンクがぐちゃぐちゃだった。
不備がありすぎて製作途中に誤操作してアップしてしまったのかと思ったくらい。
ジャギがきつく潰れた文字になっているのでファイルタイプを間違えていたのかと思っていた。
ぼくも含めた幾人かがサイトの未完成を指摘したら、
数時間後には直されていた。
ついでにジャギのきつい文字は削除されていた。
ところが、今日になって見たら、またジャギのきつい文字が復活している。
専門のウェブページ製作会社の仕事とは思われないのだ。
クライアントからの変更指示をこれほど繰り返されるデザイン会社など、
厳しい業界で生き残れているはずがない。
もし製作会社のしごととするなら、
それほどいい加減な事業説明しかされていなかったということだろう。

むしろジャギの大きさから判断すれば、
素人に毛の生えた程度の人が、
ホームページビルダーなどのウェブ作成ツールを使って、
手作業で作ったと見るのが自然だろう。

このホームページ作成を誰が担当しているのか。
滋賀シェルターの発信を信ずれば、
滋賀はパソコンが壊れていて作れるはずがない。
元大阪事務所=現支部は昼間は不在との噂がある。
すると愛知支部がウェブ制作を請け負ったのであろうか?
可能性はなくはない。
すっきりしたデザインは、ウィズのデザインに通じるところがある。
でも愛知支部の仕事ではないと見ている。
ウェブ制作をする力もあるし、
スタッフにも平日ならあいた時間があるから、
構築していくことは可能だ。
しかし、支部としての独立性を確立するのが先なので、
こんな不急の制作にいそしんでいたとは信じたくない。

すると最も可能性が高いのが滋賀が作業場ということになる。
代表・統括がいるということから、
アークエンジェルズの主張をまとめるのに元も適した場所となる。
動物虐待監視委員会を独立させたことだし、
アークエンジェルズの事業内容も変化していなければならない。
そうした点を踏まえれば、滋賀で制作するほかないのだ。
しかし、パソコンは壊れている。

そういえば、動物虐待監視委員会がレスキュー活動に特化し、
アークエンジェルズがシェルターにおいて飼養するとしているのに、
lこの事実を反映させていない。
結局のところ、アークエンジェルズという存在しかないと顕している。
やること、なすこと、すべてに整合性がなくなっている。
ちゃんと発信を読みましょうね。支援者様。

ホームページに大きく入ったジャギ文字、
「お問い合わせ」に「リンク」。
所在無げに目立っています。


エンジェルオーナー基金、まだ募っていたんだね。
それで股関節形成不全のゴールデン・フェアリーのバナー作成したんですね。
じぃのバナーをエンジェルオーナーのものに変更したらいかが?
まもなくギネスの世界記録に挑戦できようかというご長寿。
エンジェルオーナー基金の広告塔としては、じぃがいいんじゃない?

フェアリーでバーチャルオーナー募ってはまずいの気が付いたようですね。
でも、しっかり記憶されました。

注目されているということを意識して、
今後はアップ前によく吟味した上で進めましょう。

そうそう、もう総会はお済ですか?
これまで会計報告を明示してきているのだからね、
今年は作りません。公開しませんは駄目です。
ますます支援者が減ります。

サイト・リニューアルなどしている場合じゃなかろうに。
総会資料作成しないといけないし、
動物虐待監視委員会と会計報告も切り離さなければなりません。
一括して支援要請しているけど、ちゃんと識別できているのか?
これ以上の会計の混乱は致命傷になりますよ。