7月の走行距離 ― 2010-08-01
いよいよあと数日で車両入れ替えとなる。
7月は1520キロ走行。
犬たちの搭乗距離は950キロ。
今年の走行距離は11940キロ
お犬様搭乗距離7680キロ
168500キロもセレナで走ったことになる。
このうち11万キロは犬たちと一緒だった。
まさに犬のための車だった。
乗せた人の数と、乗せた犬の数じゃ、人のが何倍も多いけれど、
距離じゃ圧倒的に犬の勝ちだもんな。
大きな事故はしていないが、
大きなトラブルは2度。いづれもミッショントラブル。
2度とも犬が乗車中だった。
小さな傷は数知れず。
犬たちが飛びつくものだからボディには爪でできた傷がいっぱい。
内装ではトリムが爪あとだらけになっている。
カーペットには犬たちの毛がからまっている。
今日一日かけて掃除したけど、全部は取れない。
嫁ぎ先でも犬が乗車するのだから、まあ良いだろう。
結局はリフターを使ったのは、数えるほど。
『ごお』の亡骸を病院から家につれて帰るときが、
一番の活躍場所になってしまった。
取り付けて失敗だったのがサイドステップ。
ちょっと道が荒れていたら、地に擦ることはなはだし。
シートリフターは、それなりに使用したけど、
ここ3-4年はお役ごめんだった。
総額550万のセレナにしては装備を活かしきれなかった。
嫁ぎ先の社会福祉法人では、
装備に見合った働き場所が得られるに違いない。
2列目シートが取り外し可能だったセレナだから、
使い勝手は、ぼくたちにとっては満点に近かったけれど、
なにぶん2頭と一人の車中泊では少し狭くなっていた。
ヴェルファイアが、
ぼくたちにとって使い勝手のよいクルマになったら良いのになあ。
がんばって改装します。
7月は1520キロ走行。
犬たちの搭乗距離は950キロ。
今年の走行距離は11940キロ
お犬様搭乗距離7680キロ
168500キロもセレナで走ったことになる。
このうち11万キロは犬たちと一緒だった。
まさに犬のための車だった。
乗せた人の数と、乗せた犬の数じゃ、人のが何倍も多いけれど、
距離じゃ圧倒的に犬の勝ちだもんな。
大きな事故はしていないが、
大きなトラブルは2度。いづれもミッショントラブル。
2度とも犬が乗車中だった。
小さな傷は数知れず。
犬たちが飛びつくものだからボディには爪でできた傷がいっぱい。
内装ではトリムが爪あとだらけになっている。
カーペットには犬たちの毛がからまっている。
今日一日かけて掃除したけど、全部は取れない。
嫁ぎ先でも犬が乗車するのだから、まあ良いだろう。
結局はリフターを使ったのは、数えるほど。
『ごお』の亡骸を病院から家につれて帰るときが、
一番の活躍場所になってしまった。
取り付けて失敗だったのがサイドステップ。
ちょっと道が荒れていたら、地に擦ることはなはだし。
シートリフターは、それなりに使用したけど、
ここ3-4年はお役ごめんだった。
総額550万のセレナにしては装備を活かしきれなかった。
嫁ぎ先の社会福祉法人では、
装備に見合った働き場所が得られるに違いない。
2列目シートが取り外し可能だったセレナだから、
使い勝手は、ぼくたちにとっては満点に近かったけれど、
なにぶん2頭と一人の車中泊では少し狭くなっていた。
ヴェルファイアが、
ぼくたちにとって使い勝手のよいクルマになったら良いのになあ。
がんばって改装します。
レオン・レッドボーン ― 2010-08-03
車載用にインポートしていると「Any Time」というCDを掴んだ。
2001年の録音のもので、
2003年ごろに、日本橋をうろついていた折、
ディスク・ピアか<向かいあたりにできた中古CDショップかで、
ガトーのチャプター3を探している最中に
懐かしい名前が目に飛び込んできて、思わず買って帰ったものだ。
その懐かしい名前が『レオン・レッドボーン』だ。
LPでは「オン・ザ・トラック」 かえるのジャケット
『ダブル・タイム』 らくだのジャケット
「シャンペン・チャーリー」がコレクションに入っている。
LPは、たぶん1980年前後に買ったものだと思う。
なんといっても、かえるのジャケットが印象的な「オン・ザ・トラック」が、
その内容も含めて一番の出来だったと思う。
経歴を明らかにしていないため、
現在何歳なのかはわからないけれど、
「オン・ザ・トラック」が1975年の作品だから、
少なくとも60歳は越えているように思う。
で、この『エニー・タイム』を手に入れて聞いたとき、
25年間、その音楽が変わらずいたので、
一度聞いただけで、長らく持っていることすら忘れていたものだ。
忘れていたからといって、好みでないというわけではない。
どっちかというとめちゃくちゃ好きなタイプの音楽なのだ。
古きよきアメリカの音というのか、
アコースティックな味わいたっぷりなオールドタイム。
いでたちは奇抜な人のようで、
ちょび髭にサングラスにパナマ帽子で、
古い映画に出てくる紳士の様でもある。
その形が表すように、
1920-30年代のアメリカ古謡をレパートリーにしている。
ゆったりとした謳い方で、
日曜の昼下がりに、ビール片手に聴いていたら気持ちよい感じ。
もっとも、ぼくはドクターストップなのでお茶しか飲めないけれど。
ピートが効いていないと頼りなく思う人たちにとっては<
ぬるい音作りだろうけれど、
この音世界、一度聴いたら忘れられない世界です。
もっと聞かれてよいと思うんだけれどね。
2001年の録音のもので、
2003年ごろに、日本橋をうろついていた折、
ディスク・ピアか<向かいあたりにできた中古CDショップかで、
ガトーのチャプター3を探している最中に
懐かしい名前が目に飛び込んできて、思わず買って帰ったものだ。
その懐かしい名前が『レオン・レッドボーン』だ。
LPでは「オン・ザ・トラック」 かえるのジャケット
『ダブル・タイム』 らくだのジャケット
「シャンペン・チャーリー」がコレクションに入っている。
LPは、たぶん1980年前後に買ったものだと思う。
なんといっても、かえるのジャケットが印象的な「オン・ザ・トラック」が、
その内容も含めて一番の出来だったと思う。
経歴を明らかにしていないため、
現在何歳なのかはわからないけれど、
「オン・ザ・トラック」が1975年の作品だから、
少なくとも60歳は越えているように思う。
で、この『エニー・タイム』を手に入れて聞いたとき、
25年間、その音楽が変わらずいたので、
一度聞いただけで、長らく持っていることすら忘れていたものだ。
忘れていたからといって、好みでないというわけではない。
どっちかというとめちゃくちゃ好きなタイプの音楽なのだ。
古きよきアメリカの音というのか、
アコースティックな味わいたっぷりなオールドタイム。
いでたちは奇抜な人のようで、
ちょび髭にサングラスにパナマ帽子で、
古い映画に出てくる紳士の様でもある。
その形が表すように、
1920-30年代のアメリカ古謡をレパートリーにしている。
ゆったりとした謳い方で、
日曜の昼下がりに、ビール片手に聴いていたら気持ちよい感じ。
もっとも、ぼくはドクターストップなのでお茶しか飲めないけれど。
ピートが効いていないと頼りなく思う人たちにとっては<
ぬるい音作りだろうけれど、
この音世界、一度聴いたら忘れられない世界です。
もっと聞かれてよいと思うんだけれどね。
空中軍艦大和1944 ― 2010-08-04
桂令夫 イカロス出版 952円(税別)
架空戦記というジャンルでは,往々にしてご都合主義の権化というべきものが登場してくる。史実ではミッドウェイ以降、連合艦隊は何度も乾坤一擲といえる図上プランを立案し実行するが、ほとんどの作戦において、戦力拮抗の時期でさえ、技術力の差と戦闘員への考え方の違いから人的消耗も進んだこともあり、満足な戦果が挙げられなくなる。生産力には雲泥の差もあり、ジリ貧となり瓦解していく。
空母を囮に使う作戦など、知略との評価があるけれど、でたらめな作戦だとぼくは思う。艦隊決戦を挑むなら挑むで、最強戦艦と豪語していた大和と武蔵を、空母が健在な間に集中運用していればよかったものを、作戦に参加させるようになったのは、主力空母が壊滅した後だというのだから、宝の持ち腐れとしか思えない。
指物連合艦隊の誇る戦艦群も制空権を失っていては米航空機により次々と沈められ、挙句、ほぼ大和単艦で沖縄特攻なんていう実現性の低い作戦に赴くこととなり、戦果を挙げることもなく、最強戦艦は海のそこに、数多の戦闘員と伴に沈められてしまう。なにが海軍は開明だっただ。今の視点に立てば寒いものがある。
勇壮だが運を天に任せた作戦立案の下で、優秀な指揮官や熟練要員を失っていては、例えミッドウェイの敗戦がなくたって、やはり負けてしまうしかなかったのかと思う。
潔さや死を怖れないことが、日本人の美意識の中にあるのだと格好を付けて言いつくろうのはたやすいが、国の指導者までもが、そういう美意識で作戦立案をしていたのかと考えると、下々のものはやるせないものがあったのではないだろうか。
葉隠に言う、武士道とは死ぬことと見つけたり、では戦争は勝てないだろう。山口多聞にしても小沢治三郎にしても、名将との評価が良くなされているが、潔さという点で、日本人らしすぎたのだろう。まだしも鹿之助や三成のような考え方のほうがよかったと思う。今があるから、死者を鞭打つことのない国民性で、名将としてしたわれることになっているのだろう。
大和という世界最大戦艦は、日本人にとっては誇りだったのだろう。46センチ主砲が、敵艦を叩く、そういう架空戦記は、それこそ山のように書かれている。松本零司の『宇宙船間ヤマト』だって、発想の根には、最大戦艦への憧憬があったんではないだろうか。とにかく活躍する大和を描きたい。大和を描くとき、誰しもが熱をこめる。それほどの題材であるのだ。
しかし、この作品での大和はいただけない。アオシマと名乗るマッド・サイエンスとを登場させ技術を登場させる。反重力と思しきアオシマ機関、浮力を与え、最大船速は35ノットに向上させる。さらに、飛ぶこともできる。電探も電脳搭載の自動射撃装置つき。ほとんど無敵にしてしまった。アオシマ機関のおかげで、ほぼ沈まない戦艦という設定になっているのだ。昭和19年以降にアオシマの諸装備を搭載して参戦し、ほとんど単艦で、米海軍を翻弄してしまう。
贔屓の引き倒しに終始するこの作品に脱力感がいっぱいである。
架空戦記というジャンルでは,往々にしてご都合主義の権化というべきものが登場してくる。史実ではミッドウェイ以降、連合艦隊は何度も乾坤一擲といえる図上プランを立案し実行するが、ほとんどの作戦において、戦力拮抗の時期でさえ、技術力の差と戦闘員への考え方の違いから人的消耗も進んだこともあり、満足な戦果が挙げられなくなる。生産力には雲泥の差もあり、ジリ貧となり瓦解していく。
空母を囮に使う作戦など、知略との評価があるけれど、でたらめな作戦だとぼくは思う。艦隊決戦を挑むなら挑むで、最強戦艦と豪語していた大和と武蔵を、空母が健在な間に集中運用していればよかったものを、作戦に参加させるようになったのは、主力空母が壊滅した後だというのだから、宝の持ち腐れとしか思えない。
指物連合艦隊の誇る戦艦群も制空権を失っていては米航空機により次々と沈められ、挙句、ほぼ大和単艦で沖縄特攻なんていう実現性の低い作戦に赴くこととなり、戦果を挙げることもなく、最強戦艦は海のそこに、数多の戦闘員と伴に沈められてしまう。なにが海軍は開明だっただ。今の視点に立てば寒いものがある。
勇壮だが運を天に任せた作戦立案の下で、優秀な指揮官や熟練要員を失っていては、例えミッドウェイの敗戦がなくたって、やはり負けてしまうしかなかったのかと思う。
潔さや死を怖れないことが、日本人の美意識の中にあるのだと格好を付けて言いつくろうのはたやすいが、国の指導者までもが、そういう美意識で作戦立案をしていたのかと考えると、下々のものはやるせないものがあったのではないだろうか。
葉隠に言う、武士道とは死ぬことと見つけたり、では戦争は勝てないだろう。山口多聞にしても小沢治三郎にしても、名将との評価が良くなされているが、潔さという点で、日本人らしすぎたのだろう。まだしも鹿之助や三成のような考え方のほうがよかったと思う。今があるから、死者を鞭打つことのない国民性で、名将としてしたわれることになっているのだろう。
大和という世界最大戦艦は、日本人にとっては誇りだったのだろう。46センチ主砲が、敵艦を叩く、そういう架空戦記は、それこそ山のように書かれている。松本零司の『宇宙船間ヤマト』だって、発想の根には、最大戦艦への憧憬があったんではないだろうか。とにかく活躍する大和を描きたい。大和を描くとき、誰しもが熱をこめる。それほどの題材であるのだ。
しかし、この作品での大和はいただけない。アオシマと名乗るマッド・サイエンスとを登場させ技術を登場させる。反重力と思しきアオシマ機関、浮力を与え、最大船速は35ノットに向上させる。さらに、飛ぶこともできる。電探も電脳搭載の自動射撃装置つき。ほとんど無敵にしてしまった。アオシマ機関のおかげで、ほぼ沈まない戦艦という設定になっているのだ。昭和19年以降にアオシマの諸装備を搭載して参戦し、ほとんど単艦で、米海軍を翻弄してしまう。
贔屓の引き倒しに終始するこの作品に脱力感がいっぱいである。
六百六十円の事情 ― 2010-08-05
入間人間 メディアワークス 610円(税別)
入間人間は1986年生まれで、電撃文庫を中心に作品発表を行っているライトノベル作家である。影響を受けた作家に西尾維新を挙げている。そのためか設定が特殊に物語を書いているようだ。西尾維新が心底嫌いになってしまっているので、読むことはあるまいと思っていたのに、同僚が読めといって、タイトルの作品を渡してくれたので読む羽目になった。西尾維新みたいに変なのとちゃうやろね、と念を押すと、他の作品がどういうものかは別として、これやったら読めると思いますよ。とのことだった。確かに読み終えての観想では悪くなかった。ライトノベルということから考えると、むしろ良くできた部類になるのじゃないか。
少々デフォルメが過ぎる人物ばかりが、日常の中で迷路にはまり込んでいるところで、ひょんなことから繋がってしまうあたり、そういう展開でええんかとうなってしまうけれど、それぞれの青春模様が生きているところが良い。作品の根底が、割合明るい世界観で描かれているため、、毛嫌いするようなものとはなっていない。結構好みのように感じている。もう少し、何かがあればお勧めできる。
タイトルの660円は、カツ丼一杯の値段を意味している。ある日掲示板に書き込まれた『カツ丼作れますか?』その言葉に反応した幾人かの男女。働きもせず歌を歌い続ける女性=食堂に勤める男が恋人。その食堂には男っぽいむすめがいる。そしてなぜか同級生がそのこと恋する。その同級生は本屋での万引き常習犯。その万引きする店の店主。妹の友人は家出をもくろむ小学生。知らないうちに、これらの人々が掲示板に反応しているのだ。そして、小学生と同じHNで書き込まれた掲示板を通じて、みんなが繋がりだして…
ここに書かれた日常に、思い当たるふしのある人って意外と多そう。でも、決着が悪いものになるんじゃないかと怖れて、中途半端に逃げていたりして。こんな爽やかな結論が待っているのなら、悩見ながらも前に進めるのも悪くなかったかもと思うかも。今から悩む人へのちょっとした薬になるかもね。
入間人間は1986年生まれで、電撃文庫を中心に作品発表を行っているライトノベル作家である。影響を受けた作家に西尾維新を挙げている。そのためか設定が特殊に物語を書いているようだ。西尾維新が心底嫌いになってしまっているので、読むことはあるまいと思っていたのに、同僚が読めといって、タイトルの作品を渡してくれたので読む羽目になった。西尾維新みたいに変なのとちゃうやろね、と念を押すと、他の作品がどういうものかは別として、これやったら読めると思いますよ。とのことだった。確かに読み終えての観想では悪くなかった。ライトノベルということから考えると、むしろ良くできた部類になるのじゃないか。
少々デフォルメが過ぎる人物ばかりが、日常の中で迷路にはまり込んでいるところで、ひょんなことから繋がってしまうあたり、そういう展開でええんかとうなってしまうけれど、それぞれの青春模様が生きているところが良い。作品の根底が、割合明るい世界観で描かれているため、、毛嫌いするようなものとはなっていない。結構好みのように感じている。もう少し、何かがあればお勧めできる。
タイトルの660円は、カツ丼一杯の値段を意味している。ある日掲示板に書き込まれた『カツ丼作れますか?』その言葉に反応した幾人かの男女。働きもせず歌を歌い続ける女性=食堂に勤める男が恋人。その食堂には男っぽいむすめがいる。そしてなぜか同級生がそのこと恋する。その同級生は本屋での万引き常習犯。その万引きする店の店主。妹の友人は家出をもくろむ小学生。知らないうちに、これらの人々が掲示板に反応しているのだ。そして、小学生と同じHNで書き込まれた掲示板を通じて、みんなが繋がりだして…
ここに書かれた日常に、思い当たるふしのある人って意外と多そう。でも、決着が悪いものになるんじゃないかと怖れて、中途半端に逃げていたりして。こんな爽やかな結論が待っているのなら、悩見ながらも前に進めるのも悪くなかったかもと思うかも。今から悩む人へのちょっとした薬になるかもね。
奈落のエレベーター ― 2010-08-05
木下半太 幻冬舎 571円(税別)
「悪夢のエレベーター」の続編となる。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/04/21/3228643
映画「悪夢のエレベーター」が2009年に公開されていて、
ご覧になった人も多いのだろう。
原作そのものが、即商業演劇化可能だと思った。
だから映画にしやすいのだろう。
セットもこじんまりとできるから、低予算で十分。
ほとんど映画は見ないから、どんな仕上がりだったのかと思うが、
たぶん面白くできているんじゃないかと思っている。
本作においても、小説でありながら、
演劇を強く意識しているとしか思えないところは、踏襲される。
だから、映画でも、小説同様、
続編が出来上がったとしても不思議ではない。
どたばたぶりはこっちのほうがより強い。
単純な意味での新鮮さは前作が一歩リードするが、
全体的なドライブ感では、本作が優る。
舞台は前作のマンション。
何とか無事にマンションから出て、いざ逃走という段になって、
新たなトラブルが発生する。
仲間のそれぞれが、関係者の思惑に飲み込まれていき、
前作以上のどたばた劇になる。今回もエレベーターが働いています。
内容については一切触れないのが良識というものだろう。
「悪夢のエレベーター」の続編となる。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/04/21/3228643
映画「悪夢のエレベーター」が2009年に公開されていて、
ご覧になった人も多いのだろう。
原作そのものが、即商業演劇化可能だと思った。
だから映画にしやすいのだろう。
セットもこじんまりとできるから、低予算で十分。
ほとんど映画は見ないから、どんな仕上がりだったのかと思うが、
たぶん面白くできているんじゃないかと思っている。
本作においても、小説でありながら、
演劇を強く意識しているとしか思えないところは、踏襲される。
だから、映画でも、小説同様、
続編が出来上がったとしても不思議ではない。
どたばたぶりはこっちのほうがより強い。
単純な意味での新鮮さは前作が一歩リードするが、
全体的なドライブ感では、本作が優る。
舞台は前作のマンション。
何とか無事にマンションから出て、いざ逃走という段になって、
新たなトラブルが発生する。
仲間のそれぞれが、関係者の思惑に飲み込まれていき、
前作以上のどたばた劇になる。今回もエレベーターが働いています。
内容については一切触れないのが良識というものだろう。
さよなら。セレナ。 ― 2010-08-07
5日に横浜からセレナを引取りに来られた。
9年と7ヶ月と9日。
セレナは、ぼくたちの足として、簡易宿泊所として、犬たちの待機場所として、
よく働いた。
最終的には16万8800キロも走った。
近畿2府4県に広島、岡山、鳥取、島根。
中部全県。千葉を除く関東全域。
山形、福島、宮城まで走行した。
『ごお』は3年9ヶ月。『そらん』は7年2ヶ月。
ジョンが1年半。『はいら』は2年足らず。
たまに『ボス』も乗せて、ほんとにあちこちでかけたもんだと思う。
セレナは、実のところ秘密基地見たいなもので、
こんな感じです。
リフターの乗せてあるメッシュケージには犬たちはあまり入りません。
助手席が犬たちの定位置で、
『ごお』の存命中は『そらん』と交代しあいながら、
『ボス』がゲストで乗るときには『ボス』が助手席に乗り、
『そらん』や『ごお』が功績とケージを使って今した。
ジョンが来てからは、助手席はジョンのものとなり、
『はいら』に受け継がれています。
「そらん」は立ちんぼで運転席の左端に足をかけて乗るのが゜常で、
疲れたらケージ内で寝ていました。
ぼくが仮眠するときは、『そらん』は助手席に、
そのほかの犬はぼくの横でべったりくっついてというのがスタイルでした。
このクルマで、『ボス』『ごお』『そらん』を連れて行ったときの仮眠は、
とても窮屈だったです。
クルマの中にいる限り、少し強めにマテが効くので、
こういう写真も撮れます。
ぼくが車から離れると、『ごお』が運転席に『そらん』は助手席に並んで座っていました。
『ごお』がいなくなってからは、「そらん」が必ず運転席に移動します。
ジョンも『はいら』も助手席でお座りすることが多く、
通りかかった人が、犬が運転しているみたいだ、と言い、
あちらこちらで写真に収められています。
もしかしたら知らないうちに写真がどこかで流れていたりするのかもしれません。
とにもかくにも、長い間ぼくたちの脚権寝床として活躍してきたセレナ。
最近のガソリン車は25万キロくらいは持ちそう。
せっかくの充実した福祉装備だったのに、
うちで使っている間は持ち腐れのようなものだった。
次の場所では十分に働けるだろう。
6日からヴェルファイアに乗っています。
初日は犬たち、エンジン音の違うからか、
帰宅しても気づきませんでした。
夜の散歩でも入れ替わっている車を見て怪訝そうに匂っていました。
セレナには犬たちも愛着があったようです。
ヴェルファイアに乗り換えて3日目 ― 2010-08-08
6日に納車がすんだ。
セレナと比べると、とても大きく感じる。
全長で20センチ、全幅で15センチの差なのだが、
そんな数値以上の差と感じる。
ホイールベースでも15センチの差
最小回転半径は30センチの差。
それも数値以上の差と感じる。
車庫入れやクランクで、感覚がずれてしまい、
しばらくの間は慎重に操作する必要がある。
全高では互角だが、アイポイントはヴェルファイアのほうが若干高い。
17万キロも走行していたセレナと比べるのはフェアではないが、
一回り大きな車体が生み出す安定感や、
静粛性の優秀さなども影響して、速度感も狂ってしまう。
速度感があまりないため、カーブの連続する峠越えでは、
進入速度によほどの注意が必要。
高速道路でも、排気量の差とエンジン設計の新しさが、
速度超過を生みやすい点も注意が必要。
車両重量では300キロ重いが、
排気量の差と設計の新しさが、重さを感じさせない。
100キロ巡航時のエンジン回転数では、
セレナが2200回転、ヴェルファイアが2000回転。
このあたりの設定で、燃料消費率に寄与しているようで、
3日間に走行した350キロでは、車両標準の平均燃費を信じれば、
10.1を示している。
慣らし走行ゆえ、エンジンを回すような運転は控えているものの、
想像以上に伸びていて、アクセルのべた踏みさえしなければ、
今後も10キロを大きく下回ることはないと思う。
セレナでの平均燃費9.0-9.4キロを上回るならば上出来だ。
天理から福住の登りで、
セレナでは前車への追従は3500回転が必要だったが、
ヴェルファイアは300回転で済む。
この差が高燃費に繋がっているのだろう。
使い勝手は、さすがに長時間悩んだ末での選択なので、
犬たちにとっても満足できるものであったようだ。
まずサードシートを跳ね上げた空間の広さは、
ゆったりと寝そべっていられる。
セカンドシートの座面が広いから、そこでも寛げるし、
セカンドシートのスライド量が大きいから、
運転席との間のフロアに2頭が寝てもいられる。
助手席とセカンドシートをフラットにしておいてやれば、
そこで伏せているのも余裕。
一番嬉しいのは、走行中の車体が安定していて、
リラックスしたままでいられるように見えるところだ。
長距離に行く際には、セカンドシート座面をあげて、
一番前にスライドさせれば、フロアでぼくも寝ていられる。
その状態でも助手席とセカンドシート左の連結も解除しなくて良く、
さらにぼくと犬たちの旅行用具まで軽く修めて置ける空間がある。
サードシート部分にラックを組み<より立体的に使う工夫で、
就寝ベッドを作積とともに、ベッド下部に収納を作り、
積載性をあげないといけないかと考えていたが、
そういうことをしなくとも済みそうだ。
むしろ犬の毛がカーペットに絡まぬよう対策を行うべきと感じた。
結論から言えば、犬2頭との旅行には満足できる車である。
経済性でもセレナを上回りそうだ。
唯一の不満点は音響。
ふわふわとした音なので、音像が甘い。
セレナのもののほうがパンチ力のある音で聞け、
個人的には好みであった。
ただ同乗者にとっては、ヴェルファイアのような音のほうが良いそうだ。
こればかしは個人の好みだからなあ。
セレナと比べると、とても大きく感じる。
全長で20センチ、全幅で15センチの差なのだが、
そんな数値以上の差と感じる。
ホイールベースでも15センチの差
最小回転半径は30センチの差。
それも数値以上の差と感じる。
車庫入れやクランクで、感覚がずれてしまい、
しばらくの間は慎重に操作する必要がある。
全高では互角だが、アイポイントはヴェルファイアのほうが若干高い。
17万キロも走行していたセレナと比べるのはフェアではないが、
一回り大きな車体が生み出す安定感や、
静粛性の優秀さなども影響して、速度感も狂ってしまう。
速度感があまりないため、カーブの連続する峠越えでは、
進入速度によほどの注意が必要。
高速道路でも、排気量の差とエンジン設計の新しさが、
速度超過を生みやすい点も注意が必要。
車両重量では300キロ重いが、
排気量の差と設計の新しさが、重さを感じさせない。
100キロ巡航時のエンジン回転数では、
セレナが2200回転、ヴェルファイアが2000回転。
このあたりの設定で、燃料消費率に寄与しているようで、
3日間に走行した350キロでは、車両標準の平均燃費を信じれば、
10.1を示している。
慣らし走行ゆえ、エンジンを回すような運転は控えているものの、
想像以上に伸びていて、アクセルのべた踏みさえしなければ、
今後も10キロを大きく下回ることはないと思う。
セレナでの平均燃費9.0-9.4キロを上回るならば上出来だ。
天理から福住の登りで、
セレナでは前車への追従は3500回転が必要だったが、
ヴェルファイアは300回転で済む。
この差が高燃費に繋がっているのだろう。
使い勝手は、さすがに長時間悩んだ末での選択なので、
犬たちにとっても満足できるものであったようだ。
まずサードシートを跳ね上げた空間の広さは、
ゆったりと寝そべっていられる。
セカンドシートの座面が広いから、そこでも寛げるし、
セカンドシートのスライド量が大きいから、
運転席との間のフロアに2頭が寝てもいられる。
助手席とセカンドシートをフラットにしておいてやれば、
そこで伏せているのも余裕。
一番嬉しいのは、走行中の車体が安定していて、
リラックスしたままでいられるように見えるところだ。
長距離に行く際には、セカンドシート座面をあげて、
一番前にスライドさせれば、フロアでぼくも寝ていられる。
その状態でも助手席とセカンドシート左の連結も解除しなくて良く、
さらにぼくと犬たちの旅行用具まで軽く修めて置ける空間がある。
サードシート部分にラックを組み<より立体的に使う工夫で、
就寝ベッドを作積とともに、ベッド下部に収納を作り、
積載性をあげないといけないかと考えていたが、
そういうことをしなくとも済みそうだ。
むしろ犬の毛がカーペットに絡まぬよう対策を行うべきと感じた。
結論から言えば、犬2頭との旅行には満足できる車である。
経済性でもセレナを上回りそうだ。
唯一の不満点は音響。
ふわふわとした音なので、音像が甘い。
セレナのもののほうがパンチ力のある音で聞け、
個人的には好みであった。
ただ同乗者にとっては、ヴェルファイアのような音のほうが良いそうだ。
こればかしは個人の好みだからなあ。
乗り始めて1週間が過ぎた。 ― 2010-08-13
ヴェルファイアに乗り始めたのが先週の金曜日だから、
今日で8日目ということになる。
走行距離は450キロを少し越えたというところ。
車体が大きくなったために生じていた、
取り回しの感覚のずれはかなり解消されてきた。
とは言っても、パーキングでは慎重にしないとぶつけてしまいそう。
犬たちはというと、広くなった室内にご満悦のようだ。
助手席とセカンドシートをつなげれば、優に2メーターを超える。
6対4に分割された右シートでもゆったりと寝そべっていられるし、
サードシートを跳ね上げたたラゲッジでもらくらくと寝ていられる。
空調の効きもよい。フロントだけで十分。
むしろ運転席では25度設定でも冷えすぎに感じる。
犬たちは、そのときの体感に従って、
快適と思うところを居場所を決めている。
標準装備の燃料消費系を信じると、
一回目の給油後の平均燃費は9.2キロ。
高速区間を含めてのものとは言え、セレナと同等だ。
ちょい乗りばかりでも7キロ台は記録できそうだ。
乗り心地と車体の安定感は文句のつけようもありません。
強いて挙げるなら、運転席から助手席に移動しにくいところ。
逆に言えば、何も進入してこないので安心。
セレナでは、『ごお』が運転席足元まで来そうになったもんね。
すかさず左足ブロックしたけれど、
遅れていたら操作できなくなったかもだから。
その一度で懲りて、障害物でゲートを作った。
人間が移りにくいくらいで文句は言えない。
慣らし運転なので、アクセルを踏み込むことはないが、
街中を走っていて、加速が不十分という感じはない。
踏み込んだときの加速感については、
慣らしが終わってから確かめるつもりだが、
重量感のアル車体の割には、速やかに加速するのではと思う。
ただ、静粛性が高いことと、アイポイントの高いこととで、
感覚としては鈍重に感じるのではないかと思う。
さっそくというか、車体には犬の爪のあとがたくさんついてしまいました。
磨けばすぐに消える程度ではあるけれど、
積もれば目立つ傷になるだろうね。
犬車だから仕方なし。
今日で8日目ということになる。
走行距離は450キロを少し越えたというところ。
車体が大きくなったために生じていた、
取り回しの感覚のずれはかなり解消されてきた。
とは言っても、パーキングでは慎重にしないとぶつけてしまいそう。
犬たちはというと、広くなった室内にご満悦のようだ。
助手席とセカンドシートをつなげれば、優に2メーターを超える。
6対4に分割された右シートでもゆったりと寝そべっていられるし、
サードシートを跳ね上げたたラゲッジでもらくらくと寝ていられる。
空調の効きもよい。フロントだけで十分。
むしろ運転席では25度設定でも冷えすぎに感じる。
犬たちは、そのときの体感に従って、
快適と思うところを居場所を決めている。
標準装備の燃料消費系を信じると、
一回目の給油後の平均燃費は9.2キロ。
高速区間を含めてのものとは言え、セレナと同等だ。
ちょい乗りばかりでも7キロ台は記録できそうだ。
乗り心地と車体の安定感は文句のつけようもありません。
強いて挙げるなら、運転席から助手席に移動しにくいところ。
逆に言えば、何も進入してこないので安心。
セレナでは、『ごお』が運転席足元まで来そうになったもんね。
すかさず左足ブロックしたけれど、
遅れていたら操作できなくなったかもだから。
その一度で懲りて、障害物でゲートを作った。
人間が移りにくいくらいで文句は言えない。
慣らし運転なので、アクセルを踏み込むことはないが、
街中を走っていて、加速が不十分という感じはない。
踏み込んだときの加速感については、
慣らしが終わってから確かめるつもりだが、
重量感のアル車体の割には、速やかに加速するのではと思う。
ただ、静粛性が高いことと、アイポイントの高いこととで、
感覚としては鈍重に感じるのではないかと思う。
さっそくというか、車体には犬の爪のあとがたくさんついてしまいました。
磨けばすぐに消える程度ではあるけれど、
積もれば目立つ傷になるだろうね。
犬車だから仕方なし。
川遊び ― 2010-08-23
この夏は、いやになるほど暑い。
連日の35度以上の気温に、犬たちも喘いでいる。
連日の35度以上の気温に、犬たちも喘いでいる。
と、言うわけで、と、言うより、
毎年恒例の川遊びに出かけることにした。
8月18日から3泊4日で「犬の牧場」に行ってきた。
毎年恒例の川遊びに出かけることにした。
8月18日から3泊4日で「犬の牧場」に行ってきた。
例によって深夜に出発。午前9時過ぎに着く。
初日は牧場で待ったりと過ごした後、宿舎へ。
今回は常宿の『和泉館』ではなくて『宮本屋』。
初めて泊まる宿舎だけれど、満足、満足。
初日は牧場で待ったりと過ごした後、宿舎へ。
今回は常宿の『和泉館』ではなくて『宮本屋』。
初めて泊まる宿舎だけれど、満足、満足。
元は喫茶室として使用していたらしいログ風外観。
元喫茶室だけに厨房もある。
板敷きの14畳ほどのフロアに、8畳の和室が付属する。
現況はベッドが3台すえつけられている。
料理はおいしかったし、とてもリーズナブルな料金だった。
また行きたいね。
「はいら」はぼくがいすで座っていると、
居場所を決めたようで、
元喫茶室だけに厨房もある。
板敷きの14畳ほどのフロアに、8畳の和室が付属する。
現況はベッドが3台すえつけられている。
料理はおいしかったし、とてもリーズナブルな料金だった。
また行きたいね。
「はいら」はぼくがいすで座っていると、
居場所を決めたようで、
テーブルの足元でコンパクトに丸まって寝ている。
いよいよ就寝時間が近づくと
いよいよ就寝時間が近づくと
二人とも先にベッドを占領しやがった。
でも、いいもんね。まだ2つあるもんね。
なんて思っていたら、やはりゆかのほうが気持ち良いのか、
着替えているうちにあけてくれた。
でも、いいもんね。まだ2つあるもんね。
なんて思っていたら、やはりゆかのほうが気持ち良いのか、
着替えているうちにあけてくれた。
周辺の景観もすばらしく、朝夕には湖畔をゆったりと散歩できる。
湖は松原湖という。
湖畔には松原諏訪方神社があり、立派な釣鐘があったよ。
湖畔には松原諏訪方神社があり、立派な釣鐘があったよ。
神社に梵鐘とは異なことと思っていたら、
武田信玄の作攻め字の略奪品らしい。
3日間、日中は30度近くにまで気温が上がるけれど、
朝夕には25度くらいになり、夜には20度くらいになる。
クーラーいらずの睡眠は快適だった。
川遊びの様子などは別な機会に。
帰りは麦草峠越えで帰ってきた。
国道299号は標高2,127地点を越えるため、
国道の中では2番目の高さということになる。
最高所付近で写真を撮りたかったけれど、
山シーズンのため駐車場に空きがなく断念。
少し下がってきたところにある展望台横で記念写真を撮りました。
武田信玄の作攻め字の略奪品らしい。
3日間、日中は30度近くにまで気温が上がるけれど、
朝夕には25度くらいになり、夜には20度くらいになる。
クーラーいらずの睡眠は快適だった。
川遊びの様子などは別な機会に。
帰りは麦草峠越えで帰ってきた。
国道299号は標高2,127地点を越えるため、
国道の中では2番目の高さということになる。
最高所付近で写真を撮りたかったけれど、
山シーズンのため駐車場に空きがなく断念。
少し下がってきたところにある展望台横で記念写真を撮りました。
燃費は満足できる。 ― 2010-08-24
『犬の牧場』行きが、ヴェルファイアでのはじめての遠乗りとなる。
ドギパへの往復220キロでは、
燃料消費計の数値は10キロ程度だった。
普段の通勤を加えたら8.8-9.2の間というところ。
大体セレナと同等だ。
今回の八ヶ岳行きでは、タンク残量計の指針が1/3からスタート。
平均燃費は9.1キロからのスタートとなる。
家を出てから近畿、第2京阪、名神、中央の各高速を乗り継ぎ、
小淵沢からは一般道で牧場を目指した。
約100キロ走行後、草津で満タン給油した。
この時点で平均燃費計は9.4まで伸びていた。
給油後の平均燃費は目的地到着時点では
11.4キロを示していた。
トータルの平均燃費でも10キロを超えてきた。
南牧村、小海町界隈を3日間で約150キロ走り満タン給油。
この時点で平均燃費は9.8キロ辺りに落ちている。
給油後の平均燃費でも10.5前後だったように思う。
最終日は山岳路の299号を抜けて帰ってきた。
1000キロを越えたので、回転数に注意を払うこともなく、
とは言っても初めての道なので、アクセルはセーブしながら走った。
さすがに急坂且つ急なカーブが連続するこの区間では、
給油後の平均燃費は8キロ台に落ちた。
299号から小淵沢方面に進路を変え、
アウトレット経由で帰路に着いた。
エンジンかけっぱなしで2時間寝てしまったものも加えた状況で
家への到着時点で、給油後の平均燃費は10.9キロ。
トータルの平均燃費は10.3キロとなっていた。
どの程度の誤差があるのか不明だが額面どおりなら、
セレナの燃費を凌駕する。
全体として車重があり、図体もでかいため、
また、足回もロールを押さえるなどし、安定重視となっているため、
きびきびという感覚はなく、運転していて楽しい車ではない。
乗せてもらっているほうが心地よい車だろう。
大きな車体ゆえの積載量を気にさせない居住空間の大きさと、
今回の旅での燃料消費率があれば、
運転する喜びが多少損なわれているのは我慢できる。
ドギパへの往復220キロでは、
燃料消費計の数値は10キロ程度だった。
普段の通勤を加えたら8.8-9.2の間というところ。
大体セレナと同等だ。
今回の八ヶ岳行きでは、タンク残量計の指針が1/3からスタート。
平均燃費は9.1キロからのスタートとなる。
家を出てから近畿、第2京阪、名神、中央の各高速を乗り継ぎ、
小淵沢からは一般道で牧場を目指した。
約100キロ走行後、草津で満タン給油した。
この時点で平均燃費計は9.4まで伸びていた。
給油後の平均燃費は目的地到着時点では
11.4キロを示していた。
トータルの平均燃費でも10キロを超えてきた。
南牧村、小海町界隈を3日間で約150キロ走り満タン給油。
この時点で平均燃費は9.8キロ辺りに落ちている。
給油後の平均燃費でも10.5前後だったように思う。
最終日は山岳路の299号を抜けて帰ってきた。
1000キロを越えたので、回転数に注意を払うこともなく、
とは言っても初めての道なので、アクセルはセーブしながら走った。
さすがに急坂且つ急なカーブが連続するこの区間では、
給油後の平均燃費は8キロ台に落ちた。
299号から小淵沢方面に進路を変え、
アウトレット経由で帰路に着いた。
エンジンかけっぱなしで2時間寝てしまったものも加えた状況で
家への到着時点で、給油後の平均燃費は10.9キロ。
トータルの平均燃費は10.3キロとなっていた。
どの程度の誤差があるのか不明だが額面どおりなら、
セレナの燃費を凌駕する。
全体として車重があり、図体もでかいため、
また、足回もロールを押さえるなどし、安定重視となっているため、
きびきびという感覚はなく、運転していて楽しい車ではない。
乗せてもらっているほうが心地よい車だろう。
大きな車体ゆえの積載量を気にさせない居住空間の大きさと、
今回の旅での燃料消費率があれば、
運転する喜びが多少損なわれているのは我慢できる。
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